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新聞掲載
朝日新聞、毎月最終の日曜日の朝刊の「俳句時評」は当会会員の阪西敦子が担当しています。11月27日(日)は『室生犀星の表現世界』について語っています。
『室生犀星俳句集』(岩波文庫)が俳人の岸本尚毅の編・解説により刊行され、作品の他、句集の序文や俳句に関する散文が収められています。詩人・小説家の犀星にとって俳句とは何だったのか。俳句を「文学的幼稚園」と親しみつつ、詩と俳句を水と油とした犀星。その表現世界を伝えてくれることはもちろん、俳句という形式について見つめなおす機会を与えてくれます。